H29年6月10日(土)佐賀県弁護士会主催の「共謀罪法案創設に反対する市民集会」に出席しました。

国民の関心が薄い中、内容を良く分からない中で政府が進めている事は将来に禍根を残しかねません。

この法案の一番の問題点は『内心の自由な踏み込むこと』です。近代刑法に照らしても、全く道理を得ません。
思想を処罰することになりかねない恐れが多分にあるからです。

「準備行為」の内容が無限定で、濫用される恐れがあります。
国会審議で金田法務大臣の答弁が二転三転して何度も紛糾している事は皆さん度々ご覧になっていると思います。

現行の刑法や特別法で対処出来ない理由について、全く合理的な説明・答弁は出来ませんでした。

『何をすれば罪になるのか』が依然不明です。

取って付けた『テロ対策』
『テロ対策』と付ければ何でも無条件に受け入れてしまうのは危険な思考停止状態だと思います。

まるで、裸の王様に、「裸ですよ!」と言うと処罰されるような社会になりかねない法案を国民世論は看過してはいけないと強く思います。

(原口代議士も出席して挨拶されました。)